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福岡・大分豪雨から1週間

九州を襲った大雨、特に福岡・大分県を襲った豪雨から1週間が経ちました。

死者が出る程の豪雨は、特に福岡県朝倉市が最も被害が大きく、大分県日田市も深刻な被害が出ています(._.)

大分合同新聞によると、大分県内の被害は、(7/13現在)
死者4名
住宅全壊14棟
住宅半壊8棟
住宅一部損壊16棟
避難者270名
のようです。

福岡県はもっと被害が大きく、
死者29名
住宅全壊+半壊130棟
避難者1300名
のようです。

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日田市にある酒造会社も被害が出たようです(._.)
老松酒造㈱、㈱井上酒造、薫長酒造㈱さんは泥水が流れ込んでしまったりと、
通常営業できないときがあったようで
現在も復旧作業に追われていると思います。

7/5(水)に老松酒造さんの営業の方と話をする機会があったのですが、
午後から会社内にいた従業員は全員避難のために帰宅した。
と聞きました。

幸い懸屋酒造のある宇佐市や安心院町は大きな被害は出ていない模様です。
(降水量は凄かったです。)

県南にある酒造会社の方にも連絡とってみましたが、
「物凄い大雨でした。」
と言っていましたが大きな被害は出ていないようです。

国の方からも朝倉市や日田市などは支援するようですし、
1日も早い復旧を願っております。

被害に遭われた皆さんがんばってください(_ _)

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大分県宇佐市安心院町|麦焼酎・大分の酒・酒蔵

縣屋酒造(株)

大分県宇佐市安心院町折敷田130

大阪展示会

7/5(水)日本酒類販売㈱が主催する近畿地区の展示会に参加しました。

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場所はJR大阪駅近くにあるヒルトン大阪ホテルの5階で行われました。

日酒販さんが行う展示会の会場はいつも立派なホテルで品格があります(^^)

今回の近畿地区展示会では「食用米で造った日本酒」コーナーなど、面白い企画も用意されていました。

もちろん懸屋酒造も立ち止まって試飲してくれる方々にはアピールしました。 

裸麦(六条大麦)が原料の「不死鳥」や「道」は
「麦の個性が強くていいね」といった事を言ってくれる方や、
「縣屋」では「口に入れたときの甘さがいいね」
などと言ってくれる方もいて
話を聞いてくれた方々にはそれなりのアピールはできたのてはないかと思います。

正午前後は雨も強かったこともあり人の入りが少な目に感じましたが、
15:00〜終わりにかけては、終わる時間も少し押しましたし盛況だったと思います(^^)

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まだまだ懸屋酒造のことを知らない人も多いと感じるので
地に足つけてがんばっていこうと思います。

大分県宇佐市安心院町|麦焼酎・大分の酒・酒蔵

縣屋酒造(株)

大分県宇佐市安心院町折敷田130

蒸留酒の起源

九州北部は日中の気温が30℃近くまで上がるようになり、汗ばむ時期になってきました(¯―¯٥)
もう夏は近いです。

さて、仕事中にふと、「蒸留酒」はいつ頃生まれたのだろうと思ったときがあり、少し調べてみました。
なので今回は蒸留酒の起源について書きたいと思います。

少し調べて分かったのですが、
実は「蒸留酒」の歴史については記録が少なく未だに謎が多いです。

紀元前800年〜750年頃に現在のエチオピアとインドで蒸留酒が造られていたといわれています。

ですが、これが起源であるとは断定はできません。

ちなみに「蒸留」は紀元前3000年頃にはメソポタミアで
香料つくる蒸留が行われていたようです。

では日本の「焼酎」はというと、その原型は13世紀に中国で造られていた蒸留酒だといわれています。

その技術が14世紀にタイから伝えられた事が始まりとされています。

室町時代の1559年には「神社の神主がケチで一度も焼酎を飲ませてくれなかった。作次郎・助太郎」
と書かれた棟木札(むねきふだ)が鹿児島県大口市の八幡神社で発見されていることから
この時代には焼酎が人々の生活に定着していたといえるでしょう。

蒸留技術の応用でお酒の世界に革命をもたらした蒸留酒。
アルコール度数を高くできたことで腐ることなく保管でき、殺菌効果を持ちました。

「蒸留」という概念に辿り着いた先人達の思考や知恵には驚かされます(*_*)

まあ、でもその先人達もスマートフォンというものを知ったら驚くとは思いますが。

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大分県宇佐市安心院町|麦焼酎・大分の酒・酒蔵

縣屋酒造(株)

大分県宇佐市安心院町折敷田130

共同試験官能評価会

 5/31(水)に熊本市の熊本地方合同庁舎にて共同試験官能評価会が開催されました。

これは熊本国税局の鑑定管室の方たち主催で行われた研究会です。

今回のテーマが「焼酎の苦味等について」だったので、興味があり参加してみました。

やり方は簡潔にいうと苦味の成分と思われる物質を、ベースとなる焼酎に添加しているものと、
添加していないものを用意して、きき酒をして判別を行う、というものてす。

この研究の後、うまくいけば苦味の成分をマスキングできる物質を特定でき、
結果苦味のない、または苦味を感じにくい焼酎を造ることができるかもしれません。

みなさんの知らないところで地道にこのような研究が行われているんですよ(^^)

まだまだ本格焼酎は進化していくと思います。
期待していてください(^^)

(会場内を撮ろうと思いましたがシャッターチャンスがありませんでした(*_*))
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大分県宇佐市安心院町|麦焼酎・大分の酒・酒蔵

縣屋酒造(株)

大分県宇佐市安心院町折敷田130

体を温めるお酒と冷やすお酒

 最近の大分県北部はとても過ごしやすい季節になり快適です(o)

さて、お酒と一言でいっても
「体を温めるお酒」と
「体を冷やすお酒」があります。
今回はそのことについて触れたいと思います。

お酒を飲むと体か温かく感じるのはアルコールによるものです。

アルコールを飲むと、肝臓の働きによって「アセトアルデヒド」に変化します。
このアセトアルデヒドには、血管を広げる作用があるため、
お酒を飲むと一時的に血管が広がり温かい血液が流れてポカポカする、というわけです。

そして何を原料にお酒が造られているかで
温まるお酒と、冷えるお酒に別れます。

●お米、ブドウが原料のお酒は体を温める
●麦が原料のお酒は体を冷やす

と言われています。

では「体を温めるお酒」には何があるかというと、
●日本酒
●紹興酒
●ブランデー
●赤ワイン
などがあります。

紹興酒は中国の寒い地域に住む人たちが好んで飲んできたお酒です。
日本酒の原料はお米、
ブランデー、赤ワインはブドウが原料なので
どちらも体を温めるお酒になります。
熱燗で飲むと温める効果はさらに高まります。

ただし、ワインは温めると冷やすの中間にあたるお酒です。
赤ワインは、体を温める食べ物の色である「赤い果皮」
ごと発酵させるので、白ワインよりも温める効果が高いです。

では、「体を冷やすお酒」には何があるかというと、
●焼酎
●ビール
●ウイスキー
●(白ワイン)
などがあります。

麦焼酎、ビール、ウイスキーは麦が原料なので冷やすお酒になります。
また、サツマイモは温める食べ物になるので、
麦焼酎よりも芋焼酎のほうが同じ焼酎でも体を冷ましにくいと思います。

また、ワインは飲み方でみても、
赤ワインは常温で飲むのに対して白ワインは冷やして飲むもの。
なので白ワインはどちらかというと冷やすお酒側かなと思います。

冷やすお酒といっても飲み方で和らぐので、
焼酎は伝統的なお湯割りにしたり、ウイスキーは
ホットウイスキーにしたりと工夫することで冷やしにくくなると思います。

日本には四季がありますから、
その季節に適した飲み方で楽しむのもいいのではないでしょうか(^^)

これから暑くなるので麦焼酎がいいのではないでしょうか(^^)

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大分県宇佐市安心院町|麦焼酎・大分の酒・酒蔵

縣屋酒造(株)

大分県宇佐市安心院町折敷田130

昨年の県庁所在市別酒類支出

桜も散り、日中の気温も高くなり夏へ向かっているのを感じます(^^)

さて、『酒販ニュース』第1942号に載っていたのですが、
総務省統計局が発表した「平成28年の年間家計調査報告」(総世帯)によると、
都道府県庁所在市別の一世帯当たりの酒類消費支出金額の合計が最も多かったのは山形県の50654円でした。
※「総世帯」とは、「二人以上世帯」と「単身世帯」を合わせたものです。

次いで2位は前年9位の青森県で48669円、
3位は前年8位の盛岡で44726円と、
上位3都市は東北という結果でした。

気になる焼酎の上位10都市は、
1位鹿児島市11732円、
2位宮崎市 10957円、
3位奈良市 8932円、
という結果てした。
下の画像で分かると思いますが、
大分市が入っていないのは少し寂しい気がします(_ _)

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主要7ジャンルでの金額をみるとビールに1番使われており、
次いで発泡酒・新分野、
3番目に焼酎、4番目に清酒となっています。

そう考えると日本人はビールや発泡性の飲み物が好きなんだな、ということも分かります。
低アルコールというのもポイントなのかもしれません。

そして、焼酎と清酒もちゃんと飲まれていることも分かります。

焼酎業界も愛飲してくれている方々に支えられて成り立っていますから
離れていかないように私どもも努力しなければいけません。

大分県宇佐市安心院町|麦焼酎・大分の酒・酒蔵

縣屋酒造(株)

大分県宇佐市安心院町折敷田130

鑑評会表彰式

 桜も散り始め、日中は半袖でも過ごせるくらい気温が
上がってきました。
とても過ごしやすい時期です(^^)

さて、本日18(火)に熊本国税局主催の鑑評会の表彰式が
熊本市の森都心プラザで行われました。

熊本国税局の管轄が熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県の
4県になるので、その入賞社の方々が一堂に会します。

会場内はこんな感じです。
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入賞の通知が届いてもいまいち実感がなかったのですが、
表彰式に出るとしみじみがんばって良かったなと思いました(^^)

来年も入賞できるように、造りのレベルを上げれるよう
この1年もがんばろうと思います。

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縣屋酒造(株)

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平成29年酒類鑑評会入賞

桜が綺麗に咲いています(^^)
花見をしながら一杯飲みたくなる季節がきました(^^)

さて、毎年3月に行われている熊本国税局主催の酒類鑑評会に
入賞したという通知が先日きました!
嬉しいです!

もちろん麦焼酎の部門で出品していました。
直近ではここ7年出品して5回目の入賞になります(^^)
(昔に清酒部門での入賞はあります。)
いっときは出品していなかったようですが、
私が「出品してみたいです。」と言い7年前からチャレンジをはじめました。

初年度落ちてからは4年連続で入賞しており、去年5年連続をかけて挑戦したのですが入賞できませんでした(._.)

なので去年落ちたぶん今年入賞できたのはほんとに嬉しいです(^^)

正直まだ実感はわきませんが、今月18日にある表彰式に出たら
がんばって良かったと感じるのだと思います。

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大分県宇佐市安心院町|麦焼酎・大分の酒・酒蔵

縣屋酒造(株)

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課税数量1.1%減少

国税庁から2016年の年間課税数量が発表されました。
全種類合計で876万2240klとなり、前年と比較して1.1%の減少となりました。

対前年を上回ったのはみりん、ウイスキー、スピリッツなど、
リキュールの4種類のみでその他は軒並み減少となりました(-_-;)

単式蒸留焼酎は48万klで、ほぼキープてす。
0.7%の減少に留まりました。

そもそも酒類消費の落ち込みが心配です。
消費数量のピークであった平成8年度は965万7000klに対して、
平成26年度は833万1000klとなり、132万6000klも落ちています(._.)

少子高齢化のなどもあり、今後の人口構成の変化が酒類業界に与える影響は大きくなりそうです。

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Jカーブ

梅の花がキレイに咲いて春に向かっているのを感じさせます(^^)

さて、"Jカーブ"という言葉を聞いたことがありますか?

1日の飲酒量と相対的な死亡リスクの関係をグラフにすると下の画像のようになります。
(真ん中ら辺の左側の小さめなグラフてす。見にくくてすいません。)

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全く飲酒しない場合の死亡リスクを1とすると、適量までは飲酒量が増えるにつれて死亡リスクが下がりますが、適量を超えると死亡リスクも増えます。

それを表すのがこのグラフで、その形からこの現象は「Jカーブ効果」と呼ばれています。

初めに提唱したのはアメリカの保険科学協議会で1993年のことです。
けれど疫学的な調査が主で生理学的な実験はなかったので
科学的根拠に欠けた理論となっていました。

そこで酒類総合研究所と広島大学・加藤範久教授とビール酒造組合との共同研究でJカーブ効果の生理学的検証を行った結果、
マウスやラットでの適量は1%アルコール程度であることがわかりました。

人に換算すると、ビールでは250〜500ml程度、清酒では80〜160mlとなるようです。
焼酎ではアルコール25度だと50ml〜100mlくらいです。

この研究により、少量のアルコールは健康に良いということが分かりました。

しかし下戸の方には適さない可能性がありますのでご注意願います。

いろんな方と話をしているとたまに、昔は水のように酒を飲みまくっていたが今では全く飲まない。
という方とも出会います。

この実験結果も踏まえてですが、
できれば少量のアルコールを、ずっと継続して飲んでくれる方々が増えると
健康という面においても酒造業界においても良いのではないかと思います。

この内容が気になる方はこちらの"広報誌"25号を見てみて下さい。
こちら

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