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Jカーブ

梅の花がキレイに咲いて春に向かっているのを感じさせます(^^) さて、”Jカーブ”という言葉を聞いたことがありますか? 1日の飲酒量と相対的な死亡リスクの関係をグラフにすると下の画像のようになります。 (真ん中ら辺の左側の小さめなグラフてす。見にくくてすいません。) 20173262181.jpg 全く飲酒しない場合の死亡リスクを1とすると、適量までは飲酒量が増えるにつれて死亡リスクが下がりますが、適量を超えると死亡リスクも増えます。 それを表すのがこのグラフで、その形からこの現象は「Jカーブ効果」と呼ばれています。 初めに提唱したのはアメリカの保険科学協議会で1993年のことです。 けれど疫学的な調査が主で生理学的な実験はなかったので 科学的根拠に欠けた理論となっていました。 そこで酒類総合研究所と広島大学・加藤範久教授とビール酒造組合との共同研究でJカーブ効果の生理学的検証を行った結果、 マウスやラットでの適量は1%アルコール程度であることがわかりました。 人に換算すると、ビールでは250〜500ml程度、清酒では80〜160mlとなるようです。 焼酎ではアルコール25度だと50ml〜100mlくらいです。 この研究により、少量のアルコールは健康に良いということが分かりました。 しかし下戸の方には適さない可能性がありますのでご注意願います。 いろんな方と話をしているとたまに、昔は水のように酒を飲みまくっていたが今では全く飲まない。 という方とも出会います。 この実験結果も踏まえてですが、 できれば少量のアルコールを、ずっと継続して飲んでくれる方々が増えると 健康という面においても酒造業界においても良いのではないかと思います。 この内容が気になる方はこちらの”広報誌”25号を見てみて下さい。 “こちら”:http://www.nrib.go.jp/sake/sakeinfo.htm 大分県宇佐市安心院町|麦焼酎・大分の酒・酒蔵 縣屋酒造(株) 大分県宇佐市安心院町折敷田130