6月24日発刊の『醸界タイムス』第4938号に
熊本地震で被災した熊本、大分両県で被災酒類に関わる、
酒税相当額「特例還付」に関する説明会が6月中に行われた模様です。
熊本国税局・税務署が主宰するもので、両県の小売、卸売全事業者の約4,800者が対象となります。
この特例還付は、販売のために所持していた酒類が、
破損等した場合、「災害被害者に対する租税の減免、徴収の猶予等に関する法律」
に基づき、酒税相当額の支払を受けとることができる、というものです。
例えば、酒販店で清酒1.8L1本破損なら、
アルコール分に関係なく、216円が還付され、
本格焼酎は税率が変わりますが、25度なら450円となります。
熊本県産の赤酒は雑酒(みりん類似)で還付は36円となります。
6月20日に熊本県菊池市の菊池市中央公民館で行われた説明会では、
講師を熊本国税局酒税担当職員が務めたほか、酒類指導管らが同席し、
酒販店主ら約10人が出席したようです。
60本程度と被害が軽い店もあれば、約1,000本もの酒が割れたり、売り物にならなくなった店もあるようです。
個々の事業者への還付時期はまだ未定のようですが、
7月以降順次、所轄税務署に還付を受けるための書類提出が本格化しそうです。
(通信販売コーナー作成中)
大分県宇佐市安心院町|麦焼酎・大分の酒・酒蔵
縣屋酒造(株)
大分県宇佐市安心院町折敷田130
熊本、大分県への「特例還付」
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