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焼酎廃液の処理工場の視察

8/26(金)に、焼酎廃液の処理の視察に行ってきました。 焼酎廃液の回収を依頼しているエレファントジャパン(株)の 高橋課長さんの手引きで、処理を行っている(株)テツゲンさんの大分支店ところへ行ってきました。 実は、このテツゲンさんの処理工場は大分市にある新日鉄内にあり、 中に入るためには来訪者は各自身分証を用意したり、迎える会社側は来客用IDを人数分用意したりと、 チェック態勢も厳しく、来客者を中に入れるための手続きだけでも 大変だったのではないかと感じました。 加えてテツゲンさんは汚れる可能性が高いということだと思うのですが、 作業着や靴、軍手などまで用意してくれていたので、 準備に結構な時間をかけてくれたように感じました。 視察に行ったのは私だけでなく、大分銘醸からも2名と、 ほかにも取引のある常徳屋酒造場さんからも2名と、老松酒造さんからも2名来ていましたから、 計7名分の手配は大変だったのではないかと思います。 さて、本題の焼酎廃液の処理の仕方ですが、 簡潔にいうと、こちらでは原料再生工場というところで使う各原料を、 混合する際に造粒行程で使う水の替わりに焼酎廃液を使って処理している、ということでした。 正直、現場で説明を聞きながらでないと、 なかなか分かりにくいと思います( ´△`) 処理の順番に説明していくと、 とりあえず、エレファントさんが回収した焼酎廃液を下の画像のタンクに受け入れるようです。 (写真撮影は、全体像が分かるものはNGで、 局部的でならOKと言われたので載せようと思います。) 20169185610.jpg そして、消臭処理と水で希釈された焼酎廃液を「パンペレタイザー」と呼ばれる 造粒処理場で乾原料に添加して造粒しているそうです。 下の画像がパンペレタイザーなのですが、現場でも暗く分かりにくかったので、 正直分からないと思いますが、一応載せようと思います。 2016919102.jpg 結局、造られた造粒は何に使われるかというと、 製鉄原料を造ったりするときの燃料として使われるようです。 また一つ理解を深めることができて良かったと思います。 2km×4kmという広大な新日鉄内に入れて、 規格外の設備等を見れたのも個人的には本当にありがたい体験ができました。 そして、今回の話を進めてくれたエレファントジャパンの高橋さんや、 私達を快く迎えてくださって、丁寧に説明等をしてくださった 佐藤さん、堤さん、三國さん、城本さん、その他のスタッフの方々、 本当にありがとうございました。 2016919316.jpg (通信販売コーナー作成中) 大分県宇佐市安心院町|麦焼酎・大分の酒・酒蔵 縣屋酒造(株) 大分県宇佐市安心院町折敷田130