前回は減圧蒸留を紹介しました。
今回は常圧蒸留の方を紹介したいと思います。
蒸留機は減圧蒸留との兼用なので同じこの蒸留機で行っています。
モロミの量は常圧用も減圧用も変わらず約3,800Lあります。
ただし、蒸留後に採れる量は減圧蒸留の方が少しですが多いです。
高温で過熱し続けますから、ガスと一緒に蒸発してしまう分があるようです。
減圧の場合は密閉してますから、そのぶんのロスが無く回収できるようです。
蒸留時間は垂れてきてから約180分をメドにしています。
ちなみに、12月23日に行っ分はアルコール44.9%のものが1,365L採れました。
(アルコール25度に換算すると、一升瓶が約1,361本分できます。)
味は豊潤なタイプが多く、さまざまな微量成文が入っているので味わい深いです。
芋焼酎は圧倒的にこちらのタイプが多いです。
下の画像は蒸留直後のものです。
分かりにくいかもしれませんが、この状態ではまだ白濁しています。
(ろ過すると透明になります。)
見学に来た方にこの状態のものを見せると、
「匂いだけで酔いそー!」
とか言います(^^)
高アルコールの原酒のインパクトは凄いみたいです(^^)
縣屋酒造にも『不死鳥』と『道』という常圧蒸留の製品がありますので、試してみて下さい。
不死鳥は裸麦を原料に白麹で醸造しています。
道は裸麦を原料に黒麹で醸造しています。
麹の種類を変えただけですが品質は違います。
どうぞよろしくお願いします(^^)
大分県宇佐市安心院町|麦焼酎・大分の酒・酒蔵
縣屋酒造(株)
大分県宇佐市安心院町折敷田130
常圧蒸留
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