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常圧蒸留

前回は減圧蒸留を紹介しました。 今回は常圧蒸留の方を紹介したいと思います。 蒸留機は減圧蒸留との兼用なので同じこの蒸留機で行っています。 20161227165727.jpg モロミの量は常圧用も減圧用も変わらず約3,800Lあります。 ただし、蒸留後に採れる量は減圧蒸留の方が少しですが多いです。 高温で過熱し続けますから、ガスと一緒に蒸発してしまう分があるようです。 減圧の場合は密閉してますから、そのぶんのロスが無く回収できるようです。 蒸留時間は垂れてきてから約180分をメドにしています。 ちなみに、12月23日に行っ分はアルコール44.9%のものが1,365L採れました。 (アルコール25度に換算すると、一升瓶が約1,361本分できます。) 味は豊潤なタイプが多く、さまざまな微量成文が入っているので味わい深いです。 芋焼酎は圧倒的にこちらのタイプが多いです。 下の画像は蒸留直後のものです。 分かりにくいかもしれませんが、この状態ではまだ白濁しています。 (ろ過すると透明になります。) 20161227172650.jpg 見学に来た方にこの状態のものを見せると、 「匂いだけで酔いそー!」 とか言います(^^) 高アルコールの原酒のインパクトは凄いみたいです(^^) 縣屋酒造にも『不死鳥』と『道』という常圧蒸留の製品がありますので、試してみて下さい。 不死鳥は裸麦を原料に白麹で醸造しています。 道は裸麦を原料に黒麹で醸造しています。 麹の種類を変えただけですが品質は違います。 どうぞよろしくお願いします(^^) 大分県宇佐市安心院町|麦焼酎・大分の酒・酒蔵 縣屋酒造(株) 大分県宇佐市安心院町折敷田130